2025年度の活動実績
1,2025年度総括
□新潟県内でSDGsに基づく企業活動や地域づくりを推進し、経済・社会・環境の好循環を生み出すことをミッションとする「一般社団法人地域創生プラットフォームSDGsにいがた」の2025年度は、新潟県のSDGs登録制度の年度内開始が濃厚となったことから会費口数を350口の大台に載せることを目標に掲げました。
□しかし実際は313口(うち入金は302口)にとどまり、前年度から8口減少しました。SDGsの目標年である2030年が近づく中で、SDGsが日常化した半面、関心度の低下は否めず、第6回新潟SDGsアワードの応募も14件(過去の応募①26②18③25④25⑤23)にとどまりました。
□そうした中、「SDGs普及啓発事業」を新潟県から受託し、県内中学校2校、高校2校で出前授業を行いました。新潟県内での広報を模索していた総務省国際統計管理官室の全面協力もあり、統計の専門家やアルバニア人国連職員らを派遣していただきました。どの学校でもおおむね好評で、生徒からは「わかりやすかった」「詳しく知ることができた」「貴重な機会」「自分にできることをしたい」などの声が聞かれました。
□新潟SDGsアワードでは「フードロス」問題に着目し、製菓会社などから年間約12,000トンの廃棄食品を引き受け、独自の飼料化技術により鶏や豚の飼料として活用、海外からの輸入飼料に頼っていた自社の課題解決と社会貢献を両立させた新発田市の株式会社ナカショクが大賞を受賞しました。
□分科会活動では、ウェルビーイング分科会が従業員のウェルビーイング実現に取り組む企業を“勝手に”表彰するというユニークなプロジェクトを行い、5社を選出、結束力をたたえるステンレス製の「結束バンド」を贈りました。
□セミナーは7回実施し、うち2回はリアル開催でした。第2回では新潟青陵高校の生徒が多数参加。会員企業を含め約50人がワークショップ形式で、新しい連携の可能性を話し合いました。また第6回では「にいがた脱炭素プロジェクト」と連携して上越市でカーボンニュートラルのセミナーを開催しました。
2,会員の状況
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2025年度(2026年3月末時点) |
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| 会員数 | 254 |
※会費一口1万円、一般会員規約第7条に基づき幼稚園保育園・小中学校・高校・特別支援学校等は会費なし
3,オンラインセミナー
◆第1回セミナー(2025年4月25日・Zoomウェビナーから配信開催)
●テーマ「第5回新潟SDGsアワード受賞者からのメッセージ」
第1部 講師:東 智隆(あずま ともたか)氏
(NPO法人はねうまネットワーク代表理事/妙高はねうま複業協同組合理事兼事務局長)
第2部 講師:山崎 亮太郎(やまざき りょうたろう)氏
(山崎醸造株式会社 代表取締役社長)
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◆第2回セミナー(2025年6月26日・リアル開催、参加者オープン)
●テーマ「SDGsについて語り合おう」
プレゼンター:村山 敏夫(むらやま としお)氏(新潟大学教育研究院 准教授)
第1部 村山先生による基調講演(20分)
第2部 参加者による座談会(100分)

◇座談会の風景 (左)と、リラックスして話を進めようとコーヒーとお菓子を配りました
◆第3回セミナー(2025年7月30日・Zoomウェビナーから配信開催)
●テーマ「失敗学から見たSDGs」
講師:石橋 明(いしばし あきら)氏
(株式会社安全マネジメント研究所 代表取締役所長/失敗学会 理事/工学博士)
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◆第4回セミナー(2025年9月18日・Zoomウェビナーから配信開催)
●プログラム「2025年のSDGs〜10年目の今取り組むべきこと〜」
講師:五十嵐 悠介(いからし ゆうすけ)氏
(東邦産業株式会社 代表取締役社長/サスティナブルにいがた 共同代表理事/
SDGs推進コンサルタント)
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◆第5回セミナー(2025年12月17日・Zoomウェビナーから配信開催、参加者オープン)
●プログラム「再生可能エネルギーの国内外の現状と展望:多様なエネルギー資源の利活用」
講師:郷右近 展之(ごうこん のぶゆき)氏(新潟大学工学部准教授)
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◆第6回セミナー(2026年2月13日・リアル開催<上越市>、参加者オープン)
●テーマ 「企業・地域で取り組むカーボンニュートラル」
1.「J-クレジットに関する国の動向に関して」
環境省関東地方環境事務所 地域脱炭素創生室 谷 梨里菜(たに・りりな)氏
経済産業省 関東経済産業局資源エネルギー環境部 カーボンニュートラル推進課
宮嵜 遼真(みやざき・りょうま)氏
2.「NTTドコモビジネスが展開するJ-クレジットのご紹介」
NTTドコモビジネス株式会社 ソリューション&マーケティング本部 地域協創推進部門
川野 千鶴子(かわの・ちづこ)氏
3.「SBT認定の取得に向けて」
第四北越リサーチコンサルティング株式会社コンサルティング事業部SX推進室
上村 卓也(かみむら・たくや)氏
4.「選ばれる会社であり続けるために~中小製造業が脱炭素とどう向き合うか~」
新和メッキ工業株式会社代表取締役社長 瀧見 直晃(たきみ・なおあき)氏
5.「環境に優しいバイオディーゼル燃料RD40の販売について」
株式会社INPEX 井上 毅(いのうえ・たけし)氏
共催 にいがた脱炭素プロジェクト、上越市脱炭素経済ネットワーク
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◆第7回セミナー(2026年3月27日・Zoomウェビナーから配信開催)
●プログラム 「第6回新潟SDGsアワード受賞者からのメッセージ」
第1部 講師:本間 友生(ほんま ゆう)氏
(株式会社 ナカショク 代表取締役社長)
第2部 講師:本橋 志郎(もとはし しろう)氏
(和光紙器株式会社 代表取締役社長)
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4,新潟SDGsアワード
□持続可能な開発目標(SDGs)に沿った新潟県内の取り組みに贈る「第6回新潟SDGsアワード」を実施しました。14件の公募作品について2026年1月20日に審査会を行い、5人の審査委員の合議の結果、大賞1社、優秀賞3社、特別賞1社の計5社・団体を選出し、2月14日に表彰式を開催しました。
□受賞者のアピールに活用できる「ロゴマーク」を新たに製作し、受賞者に贈りました。


<関連リンク>
第6回新潟SDGsアワード 第5回新潟SDGsアワード 第4回新潟SDGsアワード
第3回新潟SDGsアワード 第2回新潟SDGsアワード 第1回新潟SDGsアワード
5,ボードゲーム
□楽しくSDGsや新潟県内の事例を学べる「SDGsボードゲーム新潟県版」の無料出前授業・講座を計15回実施しました。

6,受託事業「新潟県SDGs普及啓発事業」
□新潟県より「SDGs普及啓発事業」を受託し、県内中学校2校・県内高等学校2校を対象に出前授業を実施しました。講師は総務省の国際統計管理官室と連携し、「統計から分かる世界や日本のすがた、統計から見えるSDGs」を大きなテーマとして、学校側の希望や狙いに添った講師を派遣しました。具体的には、総務省の海外での経験も長い職員や統計に精通した職員、現役の外国人国連職員らが学校訪問して、「現場」での経験や活動を踏まえた講演を行い、統計を読み取ることで見えてくる世界の動きや、SDGsの進捗状況をリアルに考えてもらいました。また世界を舞台にした将来の職業選択の参考にもしてもらいました。
■7月10日(木) 聖籠町立聖籠中学校(全校生徒427名)
メイン講師:(総務省統計局) 小川 友彬氏
テーマ:「SDGsで世界を見る」。統計データとクイズを交えながらSDGsが掲げる「17の目標(ゴール)」の現状を紹介
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■8月6日(水) 新潟県立新井高等学校(1年生120名)
メイン講師:総務省政策統括官付国際統計管理官(課長級職員) 永田 真一氏
テーマ:「誰もが生き生きと生きられる社会を目指して」自らの生い立ちや職歴からジェンダー平等や多様性を尊重することの大切さを伝える
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■9月5日(金) 刈羽村立刈羽中学校(1年・3年生計80名+一般村民4名+刈羽村産業政策課職員6名)
メイン講師:国連アジア太平洋統計研修所(SIAP=シアップ=)
講師:Sokol Vako ソコール・ヴァコ氏(通訳:SIAP職員 米澤 朋子氏)
テーマ:「持続可能な開発目標の紹介」SDGsの基本と進捗具合や自身の国連でのキャリアを紹介
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■10月17日(金) 新潟青陵高等学校(1年生235名)
講師:総務省政策統括官付国際統計管理官(課長級職員) 永田 真一氏
テーマ:「誰もが生き生きと生きられる社会を目指して」
講師:総務省統計局 統計システム管理官 管理官補佐 大八木聡氏
テーマ:ポータルサイト「政府統計の総合窓口(e-Stat)」のワークショップ
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7,分科会活動
●ウェルビーイング分科会
毎月1回のペースでミーティングを重ね、下記の事業を行いました。
◆ニイガタブランチング
□歩きながら新潟駅前でゴミ拾い(社会貢献×健康づくり)、企業と学生が参加(出会い)、最後にランチを食べながら交流を深める『ニイガタブランチング(Niigata Branching)』を開催し27人が参加しました。
◆勝手に表彰プロジェクト
□従業員のウェルビーイング実現のために、素晴らしい取り組みをしている企業を“勝手に”表彰させていただくプロジェクトを実施し、5社を選出。ヒノキ製の賞状と「ウェルビーイングを支える結束力」とレーザーで刻印したステンレスの結束バンドを授与しました。
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●大学生分科会
□1月14日(水)、新潟大学で公開授業「次世代の若者と考える日本の未来」を行いました。「次世代共創コーディネーター」を委嘱している新潟大学・村山敏夫先生のSDGs講座受講学生が企画を担当。FM新潟パーソナリティーの上村知世さんをゲストに招き、「学生たちが考える未来の日本の在り方」をテーマに、トークセッションを行いました。約200人の学生とSDGsにいがた会員が聴講しました。
8,その他
●メルマガ発信
□会員と当法人役員、希望者に配信する「メルマガSDGsにいがた」は第25~30号の6回発行しました。
●共催
・縄文シンポジウム「自然と共に生きる未来」(2025年11月2日 日報ホール)
主催:NPO法人ジョーモネスクジャパン、新潟日報社、信濃川火焔街道連携協議会
・講演会「医師 中村 哲とペシャワール会の軌跡と継承―荒野に希望の灯をともす―」
(2026年3月11日 日報ホール) 主催:公益財団法人食の新潟国際賞財団
●後援
・「ニイガタブランチング」
(2025年5月~11月 計8回実施)
主催:ニイガタブランチング・プロジェクト(株式会社バウハウス)
・イベント「SiP×こども秘密基地」
(2025年6月22日、7月13日、11月2日 新潟県スポーツ公園)
主催:Sip事務局(株式会社バウハウス)
・「多様性がひらく“はたらく”の未来-地域・企業・福祉の共創EXPO-」
(2025年10月3日 日報ホール)
主催:一般社団法人I have a dream、新潟県社会就労センター連絡協議会
・「ミナト・イン・ワンダーランド2025」
(2025年10月18日、10月19日)
主催:同実行委員会(株式会社バウハウス)
・産学連携セミナー「COPって何? 参加者が語る気候変動交渉の最前線」
(2026年1月29日 マルタケホール)
主催:新潟県立大学北東アジア研究所、株式会社INPEX
●広報協力
・SDGsクエストみらい甲子園上越大会協賛企業募集 第四北越銀行からの依頼
・シンポジウム「いま、新潟からコメの将来を考える」
(2025年7月7日 ホテルイタリア軒)
主催・食の新潟国際賞財団からの依頼
・「韓日国交正常化60周年記念 韓日関係セミナー~韓日関係、転換期を超えて未来へ~」
(2025年11月14日 ホテル日航新潟)
新潟日報社からの依頼
●講師派遣
・聖籠中学校 3学年総合学習「探究みらい」 カタリバ
(2025年10月2日、3日)事務局・山本 直弘氏
●新潟日報における報道
2025年7月16日付 SDGs ゲームで理解 刈羽中で出前授業
2025年9月15日付 SDGsアワード 県内取り組み募集
2025年10月3日付 SDGs学んで行動を 刈羽中学校で出前授業
2026年1月27日付 第6回新潟SDGsアワード 大賞にナカショク(新発田)独自技術で食品ロス削減
2026年2月15日付 未来切り開くきっかけに 新潟SDGsアワード表彰式