地域創生プラットフォーム「SDGsにいがた」の高校生分科会の2023年度初会合が8月7日、新潟市中央区の新潟日報メディアプラスで開かれました。生徒たちは、本年度の取り組みを話し合い、SDGsへの理解を深めてもらうおうと、小中学校への出前授業を行うことなどを決めました。
高校生分科会は、新潟青陵高と新潟商業高の生徒で組織。昨年度に同分科会の名称を「HEDS(ヘッヅ)」と名付け、本格的に活動を始めました。
この日は、両校の生徒8人が参加。二つの班に分かれて、「23年度の活動内容を決める」をテーマに、両校で一緒に取り組める活動を検討しました。ペットボトルを使ったアート作品作りや、アンケートの回答別にごみを捨てるアイデアごみ箱作りなどの意見が出ました。他の分科会でも計画されている、SDGsすごろくゲームの新潟県版製作のアイデアもありました。
(ペットボトルアートなどの意見を発表する生徒たち=7日)
(アイデアゴミ箱などの意見を発表する生徒たち=7日)
生徒たちは意見を発表した後、一緒に議論。ごみ分別や地球温暖化を教える、小中学校への出前授業のほか、不要になった服を回収し、世界各国の難民・避難民へ寄贈する「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」と、昨年度も取り組んだおにぎりの写真を投稿することで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食を届ける「おにぎりアクション」に取り組むことを決めました。
「“届けよう、服のチカラ―」と「おにぎりアクション」については、夏休み明けに、分科会メンバーの生徒が、各校で取り組みへの参加を呼びかけます。出前授業は今後、教える内容など具体的な活動を話し合う予定です。