一般社団法人地域創生プラットフォームSDGsにいがたによる「第6回新潟SDGsアワード」の受賞者が決定しました。今回は5件が選ばれ、大賞は新発田市の「株式会社ナカショク」に決定しました。受賞者は次の通りです。
| 大賞 | 株式会社ナカショク(新発田市) |
| 経済部門優秀賞 | 和光紙器株式会社(柏崎市) |
| 社会部門優秀賞 | 株式会社アレックスプランニング(新潟市秋葉区) |
| 環境部門優秀賞 | コンドウ印刷株式会社(長岡市) |
| 食の新潟国際賞財団特別賞 | 特定非営利活動法人 新潟の科学・自然探偵団(新潟市西区) |
表彰式は2月14日(土)に新潟日報メディアシップ日報ホールで行います。
第6回新潟SDGsアワード 受賞者と取り組み
賞名と賞の説明、受賞団体、取り組みタイトル、取り組み内容
| 大賞 (1件) すべての応募の中から、極めて顕著な成果があったと認められる企業・団体・個人 |
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| 株式会社ナカショク(新発田市) | |||
| フードリサイクル事業部の取り組み(食品廃棄物を畜産飼料として活用) | |||
| 養豚・採卵鶏を飼育する畜産業を営んでいる。新潟県内で年間67,000トンもの食品廃棄物が発生しているという「フードロス」問題に着目し、年間約90,000トンの飼料を海外からの輸入に頼っているという自社の課題解決と社会貢献を両立させるため、フードリサイクル事業を開始した。現在、新潟県内の食品メーカーを中心に年間約12,000トンの廃棄食品を引き受け、独自の飼料化技術で加工し、鶏や豚の飼料として活用している。この取り組みにより、フードロス削減と生産コスト低減を実現し、消費者には安定した価格で卵や豚肉を提供することができる。従業員は、フードロス削減への貢献を実感することでSDGs(持続可能な開発目標)への意識を高めている。さらに、金融機関もこの取り組みを高く評価し、廃棄食品に悩む他の企業を紹介するなど、地域全体の課題解決にも繋がっている。 公式サイト:http://www.nakasyoku.co.jp/ |
| 優秀賞 (3件) 下記のゴールに該当する優秀な取り組み 経済の対象ゴール:⑧働きがいも経済成長も ⑨産業と技術革新の基盤をつくろう ⑩人や国の不平等をなくそう ⑫つくる責任つかう責任 社会の対象ゴール:①貧困をなくそう ②飢餓をゼロに ③すべての人に健康と福祉を ④質の高い教育をみんなに ⑤ジェンダー平等を実現しよう ⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに ⑪住み続けられるまちづくりを ⑯平和と公正をすべての人に 環境の対象ゴール:⑥安全な水とトイレを世界中に ⑬気候変動に具体的な対策を ⑭海の豊かさをまもろう ⑮陸の豊かさもまもろう ※ゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」はすべての部門に該当します |
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| 経済部門優秀賞 | |||
| 和光紙器株式会社(柏崎市) | |||
| 環境と命がつながる地域共創型・循環型防災の実現へ | |||
| 地域社会とのつながりを原点とし「経営理念×SDGs活動×CSR活動」を一体化させている。従業員が主役となり、廃棄物の多さや資源の使い捨てといった社会課題に対し、本業の「ものづくり」を通じて解決策を生み出すことを重視している。力を入れている取り組みが環境に配慮した防災用品で、段ボールのベッド、パーテーション、トイレ、ペットケージなどを商品化。さらに廃棄プラスチックを再資源化した自社開発素材「ポリエコレン」を使った「ポリエコレン担架」を開発。資源循環の仕組みを広げている。また、新潟県柏崎市と防災協定を結び防災フェアや避難訓練での共創、従業員からの発案による海岸清掃や保育園への段ボールおもちゃ寄贈などを通じて環境教育や次世代育成にも取り組んでいる。従業員の自発的な行動と成長を促すことが当社のSDGs活動の特徴で、勉強会や発表会を通じて多様な価値観を共有しながら、持続可能な未来の実現を目指している。 公式サイト:https://www.wakosiki.co.jp/ |
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| 社会部門優秀賞 | |||
| 株式会社アレックスプランニング(新潟市秋葉区) | |||
| 「SDGsボードゲーム新潟県版」制作、小中学校・高校・大学への SDGs出前授業実施 | |||
| 新潟県内企業のSDGs実践事例を基に「SDGsボードゲーム・新潟県版」を制作した。このボードゲームは、SDGsにいがたの協力により、約100件の県内企業の課題解決事例を「ミッションカード」として盛り込み、SDGsへの理解促進に加え、協力する大切さ、多角的な思考力、現場感覚、課題意識を養うことを目的としている。小学校から大学までの出前授業や、企業・団体・自治体の研修に幅広く活用され、ゲームを通じて参加者がSDGsを「自分ゴト化」し、新たなビジネス創出や企業間連携にも寄与。SDGsの普及啓発に大きく貢献している。また、大阪・関西万博での展示・ゲーム体験を通じて、その活動内容が全国に紹介された。 関連サイト:https://sdgs-niigata.net/notice/activities/7686/ |
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| 環境部門優秀賞 | |||
| コンドウ印刷株式会社(長岡市) | |||
| 小規模企業が実現する総合型SDGs経営 ー 環境・人・地域をつなぐ新たなモデル | |||
| コンドウ印刷は、印刷・ラベル製造業が抱える環境負荷、労働安全、人材確保などの複合的な課題に加え、地方中小企業特有の人口減少や若者流出といった広範な問題に対し、「企業が地域の力になる」「社員の成長が地域の未来をつくる」という理念のもと、SDGs経営を統合的に推進している。具体的には、①環境(FSC®/SBT)②健康(健康経営)③安全(労働安全衛生優良企業)④若者雇用(ユースエール)⑤BCP(事業継続力強化計画)⑥新産業(アクアポニックス)の六つを経営の柱とし、環境配慮型生産、多様性に基づく人材育成、実働型BCP訓練、循環型農業の新規事業を通じて、生産性向上と脱炭素の両立、良好な人材循環の創出、地域貢献、そして持続可能な企業文化の醸成に成功。これらの取り組みは、複数の国認定の取得や地域からの信頼獲得にもつながっている。 公式サイト:https://www.kondo-printing.com/ |
| 奨励賞 下記のゴールに該当する取り組み 経済の対象ゴール:⑧働きがいも経済成長も ⑨産業と技術革新の基盤をつくろう ⑩人や国の不平等をなくそう ⑫つくる責任つかう責任 社会の対象ゴール:①貧困をなくそう ②飢餓をゼロに ③すべての人に健康と福祉を ④質の高い教育をみんなに ⑤ジェンダー平等を実現しよう ⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに ⑪住み続けられるまちづくりを ⑯平和と公正をすべての人に 環境の対象ゴール:⑥安全な水とトイレを世界中に ⑬気候変動に具体的な対策を ⑭海の豊かさをまもろう ⑮陸の豊かさもまもろう ※ゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」はすべての部門に該当します |
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| 経済部門奨励賞 該当なし | |||
| 社会部門奨励賞 該当なし | |||
| 環境部門奨励賞 該当なし |
| 食の新潟国際賞財団特別賞 (1件) すべての応募の中から、特筆すべき功績と成果があったと認められる企業・団体・個人 |
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| 特定非営利活動法人 新潟の科学・自然探偵団(新潟市西区) | |||
| いろいろな背景を持つ子ども達に科学のおもしろさと楽しさを届けたい | |||
| 「新潟の科学・自然探偵団」は、コメ一粒が2,000粒を実らせるような自然界の「科学的ドラマ」への理解と関心を深めることを目的として、科学イベントへの参加が困難な中山間地や離島の小規模校、障がいを持つ子どもたち、病院に長期入院している子どもたち、フリースクールの不登校児童などを訪問し、「わくわく」「どきどき」「なぜなぜ?」を体験できる出前授業「サイエンス・サーカス」を2012年度から実施。この活動では、新潟大学教員、大学院生、ボランティアの協力のもと、科学実験教室や工作教室を開催し、子どもたちの理科への持続的な学習意欲を促進。これまでに100回以上の実施と10,000名以上の参加実績があり、参加者からは高い評価を得ている。また、家庭でも科学実験を楽しめるように「レモン電池攻略本」と「スライム攻略本」を配布し、ティーチングアシスタントの学生にとっても貴重な経験の場となっている。これらの活動は、第5回SDGsジャパンスカラーシップ岩佐賞(教育の部)を受賞するなど、社会的な評価も得ている。 公式サイト:https://nikst.jimdofree.com/ |
<審査委員>(順不同 ◎は審査委員長)
| ◎高島 徹氏 | 新潟大学社会連携推進機構教授 |
| 鈴木 伸作氏 | 公益財団法人 食の新潟国際賞財団常務理事 |
| 綱島 知子氏 | 新潟商工会議所専務理事 |
| 宮澤 健太郎氏 | 新潟県知事政策局局長 |
| 五十嵐 悠介氏 | 東邦産業株式会社代表取締役社長 |
<審査方法> 1月20日(火)、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ分館にて審査会を行い、合議で決定しました。

審査会のようす(2026年1月20日、新潟日報メディアシップ分館会議室)
<応募状況>
○応募期間 2025年7月1日~12月11日
○対象 新潟県内でSDGsの理念に沿う活動を行っている企業・団体・個人
○応募取り組み数 14件(2025年度の第5回から9減)
<表彰式について>
日時:2026年2月14日(土)
会場:日報ホール(新潟日報メディアシップ2階)
表彰式と受賞者による取り組み報告、交流会を行います。
受賞者には表彰状と、SDGsの観点から副賞として障がい者の絵画(レプリカ)、取り組みの広報にご活用いただけるようアワードのロゴマーク(使用権)を贈ります。