12月22日(金曜)・25日(月曜)に岡山大学工学部が主催した「SDGs Seminar 2023 Winter」に、南口教授(SDGs推進室長)をはじめとする本学SDGs推進室員、及び基盤共通教育系 山口講師が現地またはオンラインで参加し、講演や演示実験を行いました。このセミナーは、マレーシアの中高大学生、中国の大学生、日本の中高大学生が参加し、他には類のない国際高大連携事業として開催されました。
山口講師は、「特定外来生物ヒアリの特徴と簡易的な同定方法」というテーマのもと、ヒアリが生態系へ及ぼす影響や国内の目撃情報等の実態について、SDGsゴール15「陸の豊かさも守ろう」の観点から講演を行いました。
南口教授の講演及び演示実験では、TE×DI(本学の工学啓発プロジェクト)で人気のUVレジン、マイクロプラスチック(紫外線や波の影響で劣化していったプラスチックのうち、5mm以下のサイズになったもの)を用いたアクセサリー作りを実施しました。参加者はマイクロプラスチックが環境に与える影響についての解説に熱心に耳を傾け、アクセサリー作りを通じて楽しみながらSDGsに関する理解を深めていました。
セミナー前日の12月21日(木曜)には、岡山大学那須学長への表敬訪問
(https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id12736.html)及びSDGs推進に関する事務職員間の意見交換会を行いました。長岡技術科学大学と岡山大学は、2021年度からSDGsや高大連携の推進に関するお互いの活動の共有などにより関係を深めてきましたが、今回の意見交換会でも、両大学の職員が互いにSDGsに関する取組みや課題を共有し、今後の活動に向けた有意義な意見交換となりました。
本学は今後もUNAI(国連アカデミック・インパクト)SDG9の世界ハブ大学として、産学官連携のもと、市民をはじめとした多くの皆様へ広くSDGsを普及し、SDGs達成に資する活動、及び、社会に貢献できるイノベーションを興す研究・技術開発・教育を行ってまいります。