9月は県内各地で、特にビーチクリーンをはじめ、様々なゴミ拾い活動を行いました。
10日は、SDGsにいがたの会員の方が日和山浜で行っている、ビーチクリーンの活動に初めて参加しました。ここでゴミ拾いするのは初めてでしたが、強い海流と波の力で運ばれてきた、いわゆる「漂着ゴミ」も多く、海洋汚染の問題を痛感しました。
次に小針浜で、なぎさふれあい広場の整備など、環境保全や魅力創出に取り組んでいる市民グループ「新潟西海岸リゾート計画協議会」の、ジョサササイズ(除砂)という活動を行いました。
シャベルで砂を堀り、人が歩けるほどの道を作りました。最終的には、砂に埋もれた水辺のプロムナードの完全復活とその維持を目指しています。
11日午前は、スーパーカブで日本一周にチャレンジしている、ハンドルネームちひろーかるさんが私のゲストハウスに宿泊、翌朝プロギングを体験して頂きました。
プロギングの魅力を感じたちひろーかるさんは、その後から今も、旅をしながらプロギングを行い、その成果を毎回、自身のnoteに報告して下さるようになりました。
午後は、6・7月の取り組みにも紹介した、今話題のゲーム感覚ゴミ拾いイベント「清走中」が、新潟県初、うみてらす名立を会場に開催され、行ってきました。参加定員が一杯になるほどの人気でした。
上越市の海は「信州の海」としても親しまれ、長野県は「清走中」の考案者、北村優斗さんの出身地でもあります。今回はながの海ごみプロジェクトがイベントを主催、上越市が共催になっており、中川幹太市長も参加、拾ったごみの量で4位に入賞されました。
上越市は海岸線が長く、ここでもハングルか書かれたゴミなど、多くの漂着ゴミを拾いました。参加者約180人が集めたゴミは、ビン・カン51kg、ペットボトル81kgなど、清走中史上最重量となる約325kgに及びました。
17日は、プロギングにいがた主催のイベントに、エシカルにいがたのお二人が参加して下さいました。小針浜付近のまちなかをプロギングした後、ビーチクリーンを行い多くのゴミを拾いました。
この9月17日は、世界中の国々が同時に地球を綺麗にする「WORLD CLEANUP DAY 2022」の日でもありました。このWCDは、2008年5月にエストニアで始まった活動で、昨年はコロナ禍の中、191か国で1,350万人の参加がありました。
19日は新潟日報に、海洋ゴミ問題を考える特集記事がありました。県内沿岸では、年間1,500~2,000tのゴミが回収され、世界の海には毎年約800万tのゴミが流れ出るとのことで、この現実や問題を直視するとともに、未来に綺麗な海を残すためにも、ビーチクリーンをこれからもずっと継続して行きたいと思いました。
【投稿者】
プロギングにいがた代表 、認定プロギングリーダー
ゲストハウス・まちの駅「米納津の碧い風」オーナー
山崎光男
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