2022年、大河津分水は通水から100周年を迎えます。これからの100年を創る工事に株式会社廣瀬様は、自然との共生だけでなく、地域の人たちとともに共生しながら創っていきたいと、現場事務所で障がい者の短時間就労を採用してくれました。
江戸時代から200年の間、水害に悩む越後平野の人々にとって、水害から逃れるための切り札として、15年の歳月と述べ1,000万人の人出を費やして通水したのが1922年、それ以来、100年間にわたって大河津分水は信濃川の洪水を海に流し続け、越後平野を水害から守ってきました。
その恩恵で、新潟市は川幅を縮小し、新たに生まれた土地の開発も進み、本州日本海側唯一の政令指定都市となりました。
しかし、今現在の大河津分水路は、入り口は広いが、出口は狭い、ロート状 出口を広げれば、もっと洪水を流せる。水位上昇の影響で氾濫が想定される区域には、新潟市、長岡市、燕市などあげられる。
したがってさらなる安全を確保する改修工事が必要であると、現場監督の坂西さんと遠藤さんは、今ある仕事を強い使命感を持って語ってくれました。
数年前まで「建設現場に障がい者が働くなんて無理!帰って!」と断られていた時代とはお別れし、これからの時代を創る風穴が開きました。
新たな未来を支える仕事に障がいのある人たちも関わり働けるコトは、大きなやりがいと何ものにも変えられない価値を感じます。
職種的に無理!と表層的なところだけで判断するのではなく、人と人との想いやる気持ちから壁は乗り越えていけると、心から思えた瞬間でした。貴重な機会をありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
問い合わせ先 株式会社バウハウス 担当:江口・肥田野
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