SDGsにいがた参加メンバーから「ウェルビーイング」を意識した分科会がスタートしました。佐渡矢櫃建設の矢櫃和紀氏が発起人となり2024年6月17日の第1回分科会から活動を開始しています。参加メンバー16名(事務局除く)でテーマについて議論の結果、活動を「健康経営」を中心に据えた「Wアクション」「勝手に表彰」の2つに絞り込みました。それぞれコアメンバーで内容を精査し、毎月の分科会で内容を共有しています。分科会は3月までに10回開催し、現在も継続中です。
<Wアクション>
「ウォーキング+ゴミ拾い」をベースとし環境や学生と企業の交流などの要素を加え、フィールドワークの後のワークショップで参加者の交流を図るイベントです。本年4月までにトライアルを3回実施
しました。第3回は積極的に参加者募集を行い約30名が参加しました。イベントを通じて学生と社会人が直接交流して気づきや新たな視点を得られる場となることを確認した一方、運営面では事業規模の大きさや運営の複雑さなどの課題・改善点も見つかりました。「Wアクション」チームとしては
改めて焦点とするテーマを確認し、新たなプロジェクトを検討していきます。
<勝手に表彰>
従業員の心身の健康増進に努力している企業や団体を分科会独自の視点で一方的に選定して「勝手に表彰」する企画を進めています。これは健康経営やウェルビーイングの独創的・先鋭的な実践について“見える化”し、好事例として紹介・共有して地域全体の健康意識向上を目指すものです。
こうした外部からの評価によって従業員のモチベーション向上と取り組みの更なる活性化によって生産性やブランド価値の向上が図られると共に、地域社会全体の活性化に寄与することを期待しています。
現在選定した5社のヒアリングが終わり、企業からは「当たり前と思っていたことが評価されて自社の魅力を再発見できた」「取り組みが企業PRにつながり嬉しい」といった声が聞かれました。
【2025年度の活動予定】
<ウェルビーイング分科会>
・Wアクションは、目的やコンセプトの整理・再構築を行い、イベントの内容と運営体制の設計を進めます。
・勝手に表彰は、近く表彰企業をサイトで発表。企業に出向き表彰します。