養蜂家「八米」、あがの市民病院に SDGsにいがたが仲立ち
養蜂家「八米(HACHIBEI)」(新潟市中央区・髙橋敦志代表)が5月15日、新型コロナウイルス禍に対応する医療従事者に感謝と応援の思いを込め、あがの市民病院(阿賀野市・藤森勝也院長)にナッツの蜂蜜漬け「ナッツスター」400個を贈呈しました。
ナッツスターは八米が新潟市北区の障害者福祉施設「クローバー」に加工を委託している農福連携商品です。贈呈先についてはSDGsにいがた事務局が相談を受け、JA新潟厚生連に相談したところ、八米が蜂蜜を採取している場所が阿賀野市であることから、あがの市民病院に決まりました。
5月15日には同病院で贈呈式を行い、髙橋代表が施設利用者の言葉を代弁して「『医療従事者の方々のおかげで仕事ができることを伝えてほしい』と言われました」とあいさつし、ナッツスターを藤森院長に手渡しました。
藤森院長はナッツの栄養価や蜂蜜の抗菌作用などを挙げ、「職員にとって日々の活力になります」と謝辞を述べました。
SDGsにいがた事務局では、障害者の仕事と雇用を守り、医療従事者を支援する取り組みは、SDGsの理念に合致すると考えます。こうした取り組みを引き続き応援します。
(取材:SDGsにいがた事務局)