SDGsにいがたでは昨年、脱炭素に関する情報を発信する「未来のチカラにいがた脱炭素プロジェクト」(主催:新潟日報社、共催:新潟県)と連携し、脱炭素をテーマにした4回シリーズのオンラインセミナーを企画、開催しました。
同プロジェクトでは本年度の締めくくりとして、脱炭素社会の実現に向けた本県の可能性や展望を探る「脱炭素フォーラム」を2月11日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ日報ホールで開催します。基調講演は、環境ファイナンス分野の先駆者で、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演された吉高まり氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング・フェロー)が講演します。パネルディスカッションは産学官の有識者が本県の展望などについて意見を交わします。
フォーラムは事前申し込みが必要です。(無料、先着順、定員150人)
申し込みはこちら
https://form.run/@niigata-nippo-giKz8ZE9I9-mirainochikara-datsutanso-forum
■日時:2024年2月11日(日・祝)13:00~15:30
■会場:新潟日報メディアシップ2階 日報ホール(新潟市中央区万代3-1-1)
■次第
13:00 開会
13:02~13:10 主催者・共催者あいさつ
13:10~13:55 基調講演「持続可能な脱炭素社会をどう作るか」
講演者:吉高まり氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング・フェロー)
東京大学教養学部客員教授。慶応大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師。途上国を含め気候変動分野を中心にした環境金融コンサルティング業務に長年従事。現在は政府、自治体、企業の経営者層、機関投資家などの多様なセクターにサステナブル経営やファイナンスの領域についてアドバイス等を提供。国の脱炭素先行地域審査員をはじめ国の審議会等に多数従事。環境金融分野の先駆者としてNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。著書に「サステナブル 金融が動く」(金融財政事情研究会)など。
※吉高様には国内外の事例や国の脱炭素先行地域について、ふるさと納税を活用した脱炭素戦略、企業の先進事例などについて講演いただく予定です。
13:55~14:05 休憩
14:05~15:30 パネルディスカッション
「脱炭素社会の実現に向けて~にいがたの可能性を探る~」
(パネリスト)
吉高まり氏
高橋勉氏(長岡技術科学大学教授)
流体工学が専門で、わずかな風でも発電できる小型風車を開発。家の防犯灯や常夜灯などの電力を賄う地産地消の電力として普及に取り組んでいます。
中井照大郎氏(GREEN FORESTERS社長)
大手商社でエネルギー関連事業に従事。森林資源の持続的循環を目指して設立した森林ベンチャーが、大手経済誌の「日本のベンチャー100」に選出されました。本県では村上市で事業を展開しています。
門澤伸昭氏(JX石油開発・中条共創の森オープンイノベーションラボ所長)
胎内市に今春完成予定のイノベーションラボを拠点に、産学官が連携した脱炭素に関するイノベーション創出を目指しています。
覚張昌一氏(新潟県環境局環境政策課長)
県の脱炭素関連施策に精通し、脱炭素関連シンポジウムなどにパネリストとして参加しています。
仲屋淳(新潟日報社論説編集委員)=コーディネーター
■本件への問い合わせ
新潟市中央区万代3‐1‐1
新潟日報社統合推進センター
電話:025(385)7473
(平日午前10時~午後5時)