6月8日(土曜)、一般市民へのSDGs普及・啓発を目指した活動の一環として、長岡市郷本海水浴場にて「海岸清掃×学び」を行いました。
4回目の清掃実施となった今回は、海岸清掃をしながら海や科学・工学について学ぶことをコンセプトに、“てらどまり若者会議~波音~“ご協力のもと実施しました。学生SDGsプロモーターを中心とした本学関係者のほか、長岡高専の方々にもご参加いただき、地元参加者を合わせて約40名の多くの皆様からご参加いただきました。
当日は、波音代表の木村氏による作業内容の説明の後、地域のゴミ出しルールを考慮した上で分別をしながら、海岸のごみ拾いを行いました。ペットボトルやプラスチック製品などの他、マイクロプラスチック(紫外線や波の影響で劣化していったプラスチックのうち、5mm以下のサイズになったもの)の回収も行いました。
海岸清掃の後は「砂鉄から鉄をつくる」演示実験や、「マイクロプラスチックを用いたアクセサリー作り」といった海と科学・工学、ものづくりに関する学びを、実践を交えながら行いました。マイクロプラスチックを用いたアクセサリー作りは、「ゴミを減らす・出さない」ことの意識の啓発や、アップサイクル(=ゴミを元の製品より価値の高いものに変えること)を体験していただく活動の一環として、本学が行っている取組です。参加者は鉄ができる様子を興味深く見守り、また、様々な色や形のマイクロプラスチックを上手に配置してアクセサリーを作るなど、楽しみながらSDGsに関する理解を深めていました。
今後も、SDGs関連のイベントやセミナーを企画し、様々な機関や地域住民等と連携・協力して、SDGs普及・啓発活動を行ってまいります。引き続き、本学のSDGs活動へのご理解とご支援をお願い申し上げます。