7月29日(土曜)・30日(日曜)に米百俵プレイスミライエ長岡において「TANBO trip 2023~田んぼをミライへ お米を学ぶ!使う!食べる!~」を開催しました。
本イベントは「“コメどころ”新潟地域共創による資源完全循環型バイオコミュニティ拠点」(COI-NEXT)の取組や、参画する企業・機関の取組を市民の皆様に身近に感じていただくため、産学官連携による「共創の場」を醸成する目的で開催しました。
1日目は、長岡市出身のフードユニット「ごはん同盟」によるトークショーや、発酵をテーマに新潟県醤油協業組合様による醤油の仕込み体験、岩の原葡萄園様による日本のワインぶどうの歴史について講演いただきました。
2日目は、JAえちご中越様のご協力のもと、星 豊一先生による「ヒカリ三代物語」の講演や、醸造の街 摂田屋にある「味噌星六」店主 星野 正夫様から、無農薬・無添加、100%国産原料で安心・安全のこだわり、昔ながらの手造り味噌について講演いただきました。
今回のイベントではこの他「農業」や「田んぼ」、「おコメ」、「発酵」、「微生物」をキーワードに、子供向けの体験コーナーや、協力農家さんのコシヒカリを味わう会、参画機関による出展、展示を行い、参加者からは身近にある田んぼやおコメについて「農家さんの苦労や農業の現状を改めて実感した」や「お米や発酵食品について、もっと学びたい」などの声をいただきました。
大きなステークホルダーである市民の皆様に、多くの参画機関と実施する「TANBOプロジェクト」について知っていただく、大変意義のある2日間となりました。
引き続き、参画・協力企業や研究機関、自治体の皆様、農家様、市民の皆様と共にプロジェクトを推進し、地域資源循環によるバイオコミュニティの実現に向けて取り組んでまいります。