9月17日(土曜)に、第12回ベトナム日本学術交流会議(VJSE2022)が開催されました。
VJSEは在日ベトナム青年学生協会(VYSA)が日本の教育機関と共同で開催している交流会で、これまで東京や大阪、京都、ベトナム・ハノイなどといった、日本とベトナムの大都市で開催されてきました。今年度は、新潟在日ベトナム学生青年協会が主催としてオンライン会議を開催し、本学のベトナム人学生が組織委員及び運営委員として参加しました。
オープニングセッションでは、駐日ベトナム大使館、ベトナム科学技術省、本学、ハノイ工科大学、在日ベトナム青年学生協会(VYSA)、在新潟ベトナム青年学生協会(VYSAN)の関係者が出席し、それぞれ挨拶の言葉を述べました。鎌土重晴学長は挨拶で「本会議はベトナムと日本の研究者や学生間での意見交換や、進行中の研究成果の発表により、様々な分野での協力をさらに促進するための重要な会議である。本学における留学生の出身国割合はベトナムが最も多く、本学のベトナム人留学生が本会議の企画・運営に携わることを思う」と述べました。
その後、午前中には情報・制御工学、材料工学、エネルギー・環境工学、生物統合工学の4つのセッションに分かれて英語による研究発表が、午後からは、生活、文化交流、起業、就労経験の4つのセッションに分かれ、ベトナム語または日本語による発表が行われました。本会議は教員、学生、専門家、企業関係者が一堂に会して情報提供や意見交換をする貴重な場となりました。
今後も、ベトナムと日本の両国間の友好関係が深いものとなるよう学術交流を促進し、科学技術と教育分野において協力して参ります。
鎌土学長
ハノイ工科大学 タン学長
集合写真