現在建設中のプラスチック原料製造工場の竣工に向けて、6/4(土)自動車リサイクル解体工場でプラスチック再資源化に向けた勉強会を実施しました。
使用済み自動車2台から、プラスチック部材をすべて取り外し、プラスチックの種類毎にできる限り分けてみました。
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂(ABS)、ポリカーボネート(PC)の他、複数のプラスチックが組み合わさった製品など、プラスチック製品の点数とプラスチックの種類の多さは驚愕ですね。
ドアの内側パネルはPPですが、開けるレバーはABS、布地はナイロン製でPA、その他、パワーウィンドウスイッチなどの電装部品や金具類も取り外しが必要です。
プラスチックの再資源化は、素材毎にしっかりと分けて破砕しなければ原料になりません。
また、破砕機の刃を守るために金属類も外さなければなりません。
この勉強会での体験をもとに共伸グループでは、まず、PP、PP/PE、HDPEをできるだけ取り外し、細かいチェックを重ね、破砕し、再資源化します。
そして、徐々に再資源化する種類を増やしていく取り組みを始めます。
非効率なことも通常業務に取り込み、持続可能な取り組みに変えていく。
わたしたちは環境企業として、これからもSDGs(持続可能な開発目標)を増やす努力を続けていきます。
㈱共伸商会
佐藤 陽輔
025-255-4111