1月22日に、メディアシップ20Fそらの広場で行われた、県内の子ども食堂の現状や課題について考えるセミナーに参加しました。
昨年10月に、新潟日報社、BSN、FM-NIIGATAの3社協働でスタートした「こどものいばしょ応援プロジェクト」が主催、オンライン参加も含め60人ほどが、子どもの居場所についての取り組み事例を共有しました。
その前にまずは1Fで、これまでのプロジェクトの活動が紹介されていたパネル展示を見てきました。子ども食堂向けに行ったアンケート「NIIGATA子ども食堂白書2020」のデータが、大変参考になりました。
第1部は、新潟県立大学人間生活学部子ども学科の小池教授による「こどものいばしょづくりは未来づくり」と題した基調講演でした。
子ども食堂は、「長居ができて、見知らぬ人と同じ空間にいても、大きな違和感もなく、おしゃべりや読書を楽しめる居心地のよい場所」であり、孤食と共食のあいだにある「縁食」であるという言葉が、すごく印象的でした。
また子ども食堂は、家庭や学校とは違った、子どもにとっての第三の居場所、サードプレイスであり、地域コミュニティの核にもなり得るということを認識できました。(縁食型サードプレイス)
第2部は、県内4つの子ども食堂の代表らによる「県内子ども食堂の活動状況とこれから」というトークセッションでした。
コロナ禍で通常の開催ができない中、新しい生活様式に対応し、色々工夫しながら活動を継続、そのような中での運営の難しさや大変さが垣間見られました。私はどうすべきか考えていた「料金設定」について質問しました。
昨年12月25日に、ゲストハウス内で初めて子ども食堂を実施しましたが、反省点や改善点が多く、今後の方向性を模索していたので、非常に有意義なセミナーとなりました。
【投稿者】
プロギングにいがた代表 ゲストハウス「米納津の碧い風」オーナー 山崎光男
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