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TOP > 【フォーラム詳報7】事例紹介 柏崎信用金庫
sdgsにいがた事務局

【フォーラム詳報7】事例紹介 柏崎信用金庫

2020.04.01
イベント 取り組み
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事例紹介「地域の未来をつくる柏崎地域ブランド支援事業 取り組みのご紹介」

柏崎信用金庫 地域支援室室長 山田秀貴氏

柏崎信用金庫の山田秀貴氏

本日は「地域の未来をつくる 柏崎地域ブランド支援事業」の取り組みについてお話します。その前に我々がなぜ、この事業を立ち上げようと思ったのかをお話します。

柏崎もご多分に漏れず人口減少問題が出ています。地域消費の減少が非常に大きな問題になってくるのではないかと思っています。柏崎市内だけを中心に販売している事業が今後継続していけるのか。地域の優れた特色を持っている商品があっても、継続的な販売ノウハウを持っている企業が非常に少ないことが、わかってきました。それが課題ではないかと、当金庫は考えました。

これらの課題を解決するために、柏崎の地域ブランドというものを柏崎市と当金庫、新潟三越伊勢丹、新潟博報堂の4社で連携して開発することになりました。

将来的にはこの活動を通して、柏崎の魅力の発信や、地域企業・個人を支援して地域ブランドを開発し、将来的にはこのブランドの拠点を結びつけて、流入人口や資金流入の増加を目指して、地域の活性化による雇用の創出まで図る計画を立てています。

柏崎信用金庫と柏崎市は本事業において企業の商品開発から、完成までのハンズオン支援を実施して、全面的なサポートを行っています。新潟博報堂、新潟三越伊勢丹はマーケティング、ブランディング、商品開発、販売といった両社の強みである専門的な知識を掛け合わせて企業の商品開発をサポートすることになっています。

具体的にどういったものを開発してきたかといいますと、昨年、柏崎市の宇川地区の綾子舞~歌舞伎の原型になったのではないかと言われている伝統芸能~をモチーフにした、「綾子舞」というお菓子を作りました。扇形の箱に黒と赤で非常に高級感があって素晴らしいデザインになっています。(NIIGATAみらいプロジェクト「綾子舞ものがたり」)

また笠島という柏崎市の上越側にある小さな港町があるのですが、ここは海藻が有名な所です。なかでも、もずくが非常に採れているので、もずくを使った弁当を開発しました。「笠島御前」といいます。(NIIGATAみらいプロジェクト「笠島地域ブランディング」)

今年展開しているものが「越後バナーナ」。皮ごと食べられるバナナです。雪国で南国のバナナが育てられるってちょっと面白くないですか。伊勢丹で6月から販売する予定になっていますので、ぜひ購入していただきたいなと思っています。(シモダ産業株式会社越後バナーナ)

先ほどのもずくの商品開発をした笠島、ここの人たちは非常にバイタリティーにあふれているのです。柏崎ではもずくのことを「もぞく」とちょっと訛っているのですが、自分たちのことを「も族」って言い始めているんですね。また「えご」という海産物を作ったりしているのですが、そうしたら、笠島の方々は何と言ったか、我々は「エゴイストだ」と。ダジャレが好きな笠島の方々と私たちが去年の8月に、お祭りをやったんです。先ほどの作った「笠島御前」を販売しようということで、160人ぐらいの町ですが、地域の人たちにももっと食べてもらおう、地域活性化しようと立ち上がって、自分たちの地域は自分たちで盛り上げていこうというので、我々もお手伝いしています。(海藻のまち かさしま)

この方々が、今年も7月ぐらいにまたこのお祭りを開催する予定になっています。今年はほかにも、お弁当の販売だけではなくて、また違う仕掛けを作りたいなって思っていまして、地域の大学が参画してくれたり、地域の人々が新しい企画なんかを練ってくれたりしていますので、ぜひ皆さん見ていただければと思います。

お話したように、柏崎から上越寄りの笠島がもずくの場所、そして新潟寄りが越後バナーナです。今回、お話はしていませんが十日町側に高柳のプロジェクトがあります。高柳の町のプロジェクトはバナナで作った皮の繊維とか、和紙とかをこれから考えています。この3カ所の拠点で作られた素材を、地域の人達や、中心部の飲食店や、お菓子屋さんなどに提供していって新しい新商品を作ろうと、それにより流入人口の増加と、新しい資金流入をここで生もうと思っています。これがヒットした暁には、雇用も生まれるのではないかと、我々は活動をしております。

柏崎信用金庫の経営理念として「お取引先の元気に貢献する」「地域の活力に貢献する」というのがあります。我々がこれをやるのは金もうけのためではなく地域のためにやろうということなのです。我々が持っている金融というサービスを後からドッキングする、あくまでもお客さんが主体であって、我々の金融サービスは後からっていうことですね。

柏崎信用金庫は、地域が真に必要としている、良質な金融サービスを関係機関と連携して提供したいと思っています。地域からの信頼を得ることで、柏崎信用金庫は、ここはファンとあえて言わせていただきますけれども、ファン(顧客)を確保し、収益の確保と当金庫営業エリアの好循環の実現を図りたいと思っています。

(2020/2/18 にいがたSDGsフォーラム2020 新潟市中央区)

<関連リンク>

  • SDGsで活力ある地域に「にいがたフォーラム2020」で多彩な事例報告
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