新型コロナウイルスの影響により、全国でマラソン大会が相次いで中止になったこともあり、スマホアプリを利用した「オンラインマラソン」や「GPSラン」など、新たなランニングの文化が生まれました。
GPSランとは、衛星利用測位システム(GPS)を使い、走った軌跡がスマホのアプリ内にカラフルに表示され、まるで地上絵が描かれたようになるランニングのことです。
GPSランは、2016年、兵庫県西宮市在住の志水直樹氏が考案。日本だけでなく世界中を走りながら、被災地への応援メッセージなどを描く「RUN FOR SMILE」の活動を行っており、今年3月現在、描いた作品数は約600、走った総距離は約6.500kmにも及ぶ、日本でただ1人の「プロGPSランナー」でもあります。
思い思いの絵やメッセージを走りながら描くオリジナルのアートが、関西を中心に人気を集め、ランニング愛好家の間で徐々に認知度が高まっています。
インターネット上には、似顔絵やメッセージのほか、文字や建造物・都道府県の形など多種多様な作品が掲載されており、ランニングの専門誌「ランナーズ」の編集部には、毎月「GPSお絵描きラン」の作品が、全国から送られてきます。
今回は、2つのランニングアプリ「Runkeeper」と「TATTA」を使い、私の地元燕市で、「SDGs」を描くよう、プロギングしてみました。総距離は5km弱で、ゴミは吸い殻や空き缶などを拾いました。
初めてのチャレンジでしたが、思ったよりとても楽しくて、完走後はすごく達成感がありました。ランニングのもう1つの魅力を発掘したような感じです。これからも個性あふれる色んな作品を描いてみたいと思いました。
(投稿者…プロギングにいがた代表 山崎 080-2107-2470)