長岡技術科学大学は、12月9日(水曜)に学生SDGsプロモーターの企画により、難民と持続可能な開発目標に関するセミナーを開催しました。
本セミナーはオンラインで開催し、SNSを利用した同時配信も行われました。生物機能工学課程の学生SDGsプロモーター、ヤユス・アレクサンドラさんが講師として難民とSDGsとの関係を中心に日・英併記で作成された資料を用いて説明しました。ゲストスピーカーには自身の難民としての経験をもとに複数の著書を出版されているアフガニスタン出身の活動家 パルワナ・アミリさんから、自国から避難する際の実体験や他国の難民の現状、他の難民と一緒に難民キャンプで学校(Wave of Hope for the Future)を立ち上げた経験等についてお話していただきました。
日本国内においては日常的に意識されることのない難民問題ですが、世界では重要な課題として捉えられています。またSDGsとの関連性も非常に高く、今回ハブ大学としてSDGsを推進していく上での貴重なセミナーとなりました。
本学は今後も学生の活動を積極的に支援し、SDGs達成に向けた取組を大学一丸となって推進してまいります。
※当日の発表資料をご覧になりたい方は、以下URLよりPDF資料のダウンロードが可能です。
https://www.nagaokaut.ac.jp/annai/daigakusyokai/sdgs/senryaku.html
※講師を務めたパルワナさんは現在、青年難民運動(Youth Refugee Movement)という組織を作り、難民の若者に持続可能な開発目標、特にゴール5(ジェンダー平等)のキャンペーンを行っています。
パルワナさんのプレゼンテーションより