昨年10月1日から「食品ロス削減推進法」は施行され、先月10月は、国が定めた「食品ロス削減月間」、毎年10月30日は「食品ロス削減の日」になっています。
10月23日に開催された「WORLD FOOD NIGHT2020」、第3回のテーマは食品ロス削減でした。世界の食料の約3分の1が損失または廃棄されていること、毎年世界の食料の約14%が市場に出回る前に失われていることなどが報告されました。
平成29年度の国の統計によると、日本の食品ロスは、1年で612万t発生しています。その内事業系のロスは328万tであり、約半分の284万tは家庭から排出された食品ロスとされています。
特に外食や宴会での食品ロス削減のためにできることの1つは、食べきれる量・少量のメニューを選び注文することです。
もう1つ、宴会開始後の30分と、お開き前の10分は、自席で料理を楽しむことも大切です。これを「3010運動」といい、平成23年に松本市で始まった、全国的に広まりを見せている食品ロス削減運動です。新潟県でも3010のほか、「2010運動」等の取り組みが各市町村で行われています。
食品ロス削減に向けた全国的な機運の醸成を図るため、その松本市で、2017年10月30日に、第1回「食品ロス削減全国大会」が開催されました。以降2018年の第2回は京都市で、昨年の第3回は徳島市で行われました。第4回の今年は、12月16日に富山市で開催されます。
現在新潟県では、「残さず食べよう!にいがた県民運動」を展開、運動に参加・協力できる県民・店舗を募集しています。私は食品ロス削減を啓発するポスターを地元の施設に貼ったり、リーフレットを知人に配ったりしました。
プロギングにいがたは、このようなSDGsに深く関わる社会問題にも関心を寄せて、これからも活動を続けて行きます。