レジ袋有料化が、全国で明日7月1日から義務付けられることもあり、エコバッグの需要や注目度が日ごとに高まっています。
近年環境保全に関して、とりわけ地球温暖化、海洋プラスチックごみ等が問題になっていますが、リサイクルとは異なり、廃棄物やいらなくなったモノを捨てずに、新たなアイデアや付加価値を与えて、よりグレードアップさせる「アップサイクル」という考えが注目されています。
アップサイクルは、SDGsの12番目の目標「持続可能な生産と消費の形態を確保する(つくる責任、つかう責任)」に準拠したサスティナブルな取り組みです。消費者や企業、自治体がこのアップサイクルを意識した活動を始めています。
以前TVでアップサイクルという言葉を知り、自宅にあった新聞エコバッグを見て、古新聞を有効活用していたことから、作り始めたのがきっかけです。
新聞エコバッグは、新聞1~2枚とのり、ハサミがあればでき、費用は0円。慣れれば10~30分ほどで完成する優れもの。そして「夕刊新潟日報」の文字が中央にくるように工夫しました。
レジ袋にお金を払わなくて済み、かつ地球に優しい、また表に出る面を選ぶととってもおしゃれと、一石三鳥の新聞エコバッグです。
最近は、スーパーなどでの買い物で、この新聞エコバッグを使っています。また次はどんな新聞エコバッグを作ろうかと楽しみになり、毎日の日報を見る目も変わりました。
新聞エコバッグの製作は、隣県の富山県で盛んです。富山県は都道府県単位では日本初、12年前の2008(平成20)年4月1日から既にレジ袋有料化をスタートさせました。現在県民のエコバッグ持参率は約95%まで達し全国一です。
一番伝えたいことは、新聞エコバッグの良さや実用性を、もっと多くの人に知って欲しいということです。そして様々なエコバッグを持つ人がこれからも増え、少しでもCO2排出量の削減や地球温暖化の防止につながればと思います。