食料は人々の生命の源です。私たちは食料の基盤となる農業分野の活性化のため、
・農業農村整備
・持続可能なまちづくりの提案
・社会経済活動の基盤として地域の安全、安心を実現するインフラ整備 など
地元密着企業としての様々な実績・技術力を活用し、SDGsのゴールを目指しています。国際目標である17のゴールのうち8項目を当社の「重点推進項目」として取り上げ、目標達成に取り組んでいます。
さらに、SDGsに取り組む企業として、新潟県より「新潟県SDGs推進建設企業」に登録されました。登録期間中は当社の取組状況が県のホームページに掲載されます。
― ワークライフバランスと社員の成長を目指して ―
■職場環境の整備
- 働き方改革として、ノー残業デーの実施、残業時間の削減、有給休暇取得率向上に取り組んでいます。
- 育児介護休業規定の活用やハラスメントの防止による職場環境の整備等、当社では、ワークライフバランスの実現を目指し、全ての社員の多様な働き方を支援しています。
■社員の能力開発推進と次世代技術者育成支援
- 当社が加盟する協会、団体を通じて行われる技術者研修、セミナーへの参加を促し、社員の継続教育(CPD)を支援しています。
- 成果品の品質及び生産性の向上に向けた資格取得の推進を通じて、社員の能力開発を支援しています。また、次世代を担う若者の専門技術を学ぶ場として、研修講師の派遣や、インターンシップの受け入れを積極的に行っています。
- 女性技術者を積極的に採用し、働きやすい環境整備に継続的に取り組みます。
― 地域活性化、持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備 ―
■地域の活性化、まちづくりの推進
- 生命の源である農業分野(圃場整備、用排水路整備、ため池整備等)に加え、社会経済活動の基盤となる道路、橋梁、上下水道などのインフラ整備に関する調査・測量・設計・施工監理を行っています。
- 豊富な実績とノウハウを活用し、多様化、複雑化する地域の問題解決に向け様々な提案を行っています。農業農村整備の計画、設計を行う上では、農村部が多様な生物の生息、生育環境の場になることを鑑み、環境との調和を図りながら地元との合意形成を図っています。
■安心、安全な地域社会の実現
- 気候変動がもたらす風水、地震等、様々な自然災害が発生した際には被害状況の調査の他、復旧計画・災害対策を提案し、地域住民の暮らしと財産、そして安全、安心を守るために、当社が培ってきたノウハウや技術力をいかんなく発揮しています。
- ため池、用排水機場等の農業水利施設、橋梁、河川等のインフラ施設の調査・点検を行い、老朽化するインフラの維持管理計画、改良計画を提案し、持続可能で強靭なインフラ整備に貢献しています。
- 社有車を積極的にグリーンエネルギー自動車に転換します。
― SDGsを推進する実施体制 ―
■協働による持続可能な未来社会の実現
- 地域創生プラットホーム「SDGsにいがた」に会員登録を行うことで、地域の活性化、持続可能な未来社会の実現に向け、様々な企業との協働を推進します。
- 気候変動による大規模な洪水への対応策として、水田を利用した貯留施設「田んぼダム」の計画を進めています。気象観測データ、農業水利施設を利用した防災・減災について、産官学連携を中心に研究に取り組んでいます。
■地域への社会貢献
- 住みよい街づくりの実現に向け、地域社会の一員として棚田サポーターや除草ボランティア等の活動に参加するなど、地域への社会貢献活動を進めています。
- 「長岡技術科学大学技術開発教育研究振興会」「新潟大学産学連携協力会」「新潟大学サポーター倶楽部」「新潟工科大学産学交流会」及び「長岡工業高等専門学校技術協力会」に参加しています。地域と緊密に連携した教育・研究を推進し、地域産業の活性化を担うイノベーション人材の輩出を支援することで、産業技術の振興を図り、地域社会の発展に貢献します。