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TOP > 勝手に表彰プロジェクト2025取材記<その参>
ウェルビーイング分科会

勝手に表彰プロジェクト2025取材記<その参>

2025.07.04
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<勝手に表彰プロジェクト2025>
表彰企業インタビュー
【その参】

SDGsにいがたウェルビーイング分科会では、前年度から社員の心身の健康の向上に積極的に取り組んでいる企業を勝手に表彰するプロジェクトを進めてきました。今回以下の5社の企業を表彰いたします。

 

・株式会社ウィザップ  (6月20日公開)
・株式会社小野組    (6月27日公開)
・株式会社千代田設備  (7月04日公開)
・グリーン産業株式会社 (7月11日公開予定)
・hakkai株式会社            (7月18日公開予定)

(50音順)

 

表彰については、従業員のウェルビーイングのために独自性、新規性、革新性のある取り組みを実施し、かつ企業のホームページにて積極的に発信を行なっている企業といたしました。

ウェルビーイング分科会のメンバーがノミネート企業を訪問し、取り組みを行なった経緯や想いを伺うと共に、社内の雰囲気を肌で感じてきました。インタビュー内容など取材記は順次公開いたします。

 

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ー株式会社千代田設備ー

従業員の健康が会社の財産

SDGsにいがたウェルビーイング分科会
勝手に表彰チーム

SDGsにいがたウェルビーイング分科会は、企業や社会、そして従業員のウェルビーイング実現のために、素晴らしい取り組みをしている企業を“勝手に”選定し、インタビューをさせていただいております。
今回は新潟市中央区に本社を構える千代田設備様に行ってまいりました。
「習慣がもたらす効果」、「従業員からの意見発信」など驚きの取り組み内容ばかりでした。ぜひ最後までご覧ください。

 

会社概要:「人を育て、技術を磨く、地域に根ざした会社」

千代田設備は、管工事・空調工事・宮繕工事・災害復旧工事を手がける、私たちの暮らしに欠かせない“ライフライン”を支える設備会社です。新潟地震の翌年に創業し、今年で創業60周年という大きな節目を迎えます。

同社は創業以来から、給水・給湯・排水・空調などの重要なライフラインの設備工事を通じて、地域やお客様の安全、安心、快適な住環境を提供し続けています。災害発生時には地域を問わず現場に即応し、人々の「日常」を繕い、高い技術力と「まごころ」を込めたサービスを迅速に提供することをモットーにしております。直接施工する技能工社員を自社で育成することにこだわり、人間力と技術力の研鑽を積極的に行なっております。

同社は創業開始から色々な取り組みを行なってきました。その取り組み内容には、持続可能な、そしてウェルビーイングな視点がたくさんありましたのでご紹介いたします。

 

「当たり前を続ける力」―50年以上続くラジオ体操が支える企業の健康経営

当たり前のことを、当たり前に続けるーー
そんな言葉がぴったり当てはまる取り組みを同社は行なっております。それは社員の健康づくりを真剣に考え、50年以上にわたって「ラジオ体操」を毎朝欠かさず実施していることです。
始業前に全員で行うラジオ体操は、身体を動かすだけでなく、社員同士の一体感やリズムを生み出す大切な時間。肩こりや腰痛といった不調の予防、そして作業効率の向上にもつながっています。しかもこの取り組みは、単なる習慣ではなく、外部からも高く評価され、過去には健康推進に関する賞も受賞しています。

SDGsの目標のひとつである「すべての人に健康と福祉を」の実現に向けて、「誰もができることを、誰にも真似できないくらい長く続けている」ことこそ、千代田設備の大きな強みです。
また、地域社会への貢献にも力を入れており、定期的に従業員が参加する地域の美化清掃活動も行っています。こうした活動は、従業員の心の健康や社会とのつながりを育む貴重な機会となっており、企業と地域がともに持続可能な社会をつくる土台となっています。

「ラジオ体操」と「地域清掃」は、まさに“未来のあたりまえ”を形づくる原動力です。今後もこの企業の姿勢が、多くの企業にとってのヒントとなることを願ってやみません。

 

声をカタチに。社員のひと言が会社を動かす

千代田設備には、少しユニークな「意見箱」があります。
ただの投書箱ではなく、社員の気づきや改善提案を拾い上げる、企業の“成長装置”ともいえる存在です。
この意見箱には、日々多くのアイデアが寄せられており、その中から特に優れた内容には「金賞」などの表彰も。投稿する楽しさがあることで、社員が自然と「考える」習慣を持てる仕組みになっています。
背景にあるのは、「誰でも、なんでも言っていい」という会社の風通しの良さを大切にする想いです。現場の声が実際に職場環境の改善につながった事例も多く、「自分の意見が会社に届いた」と社員が実感できる点が、この制度の大きな魅力です。
完璧を目指すのではなく、「まだ良くできる」と前向きに捉える姿勢。
意見箱は、千代田設備が進化を止めないための大切な“エンジン”となっています。

 

社内廊下に飾られている数々の社員の声

 

今後の課題

健康な職場が、未来をつくる。会社が目指すこれからのカタチとはーー

今までもこれからも、大切にしていきたいことは、「従業員の健康管理」である。
どんなに技術や設備が整っていても、会社を支えてくれているのは“人”。
だからこそ、「まずは社員の健康を守ること」これが持続可能な企業には重要である。

今まで紹介した取り組みもすべて、“従業員を大切にしたい”という思いから自然と生まれたものであるが、社員の年齢層や働き方も変化していく中で、これから先も元気に、長く、安心して働ける職場環境づくりがますます重要になってくる。
一人ひとりが健康で、自分らしく働けること。
そのために、これからも会社全体でサポート体制を強化しながら、より良い職場を目指していく。

健康な職場が、社員の笑顔を増やし、
社員の笑顔が、会社の未来を明るくする――
それが、今後のビジョンである。

 

インタビュアー・コメント

取材を通じて何よりも心を打たれたのは、「特別なことはしていません」と語りながらも、社員の健康や声を本気で大切にしている、その“当たり前を極める姿勢”でした。毎朝のラジオ体操に50年以上取り組み、誰かの声に耳を傾ける意見箱を、ただの箱ではなく企業文化として根づかせている。そのどれもが、飾りではなく“本気”だと感じることができました。
「考える」「動く」「伝える」――そうした一つひとつの積み重ねが、千代田設備の原動力であり、社員の誇りでもあるのだと強く感じました。これこそが、持続可能な組織のあり方なのかもしれません。
誰もができることを、誰にもできないレベルでやり続ける。
それを地道に実践する姿に、心から感動しました。

 

 

インタビュー・文/岡村 隆利

 

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記事の公開は、各企業1週間ごとにSDGsにいがたホームページにて掲載していきます。次回はグリーン産業株式会社で7月11日の公開を予定しております。楽しみにお待ちください。

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