7/13(木)の「総合的な探究の時間」では、本校の食堂を担当してくださっている(株)日本フードリンクから瀬賀健太郎さんと渡辺絵里子さんをお招きし、「フードロスー本校食堂の場合ー」についてご講演いただきました。
本校に在籍している生徒の多くは生徒寮に住んでおり、3食とも食堂を利用しています。帰省する日や部活動遠征がある日は外泊(欠食)届を出すことになっておりますが、実際には「届出を忘れた」「朝寝坊して食べられなかった」等々の理由で多くの食品ロスがあることが分かりました。
また、食堂スタッフの皆さんの1日の仕事内容を紹介していただき、そのハードさに驚きました。「残さないで食べてね。そして『いただきます』と『ごちそうさま』を元気よく言ってね」という最後のメッセージは、たしかに生徒の心に届きました。
以下、生徒の感想です。
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・食堂のロスが多いことは少し気付いていましたが、想像よりも多くて驚きました。休日は100食以上も捨てられていて、これは改善していかないといけないと実感しました。まずは食べきれる分だけよそって、苦手な食材も残さないことにします。食堂の方々に感謝します。
・1人がご飯をひと口残すことを1年間続けると、15㎏も食品ロスが出ることが分かった。自分だけはいいや、今日だけは残してしまおう、という甘い認識は本当に改めなければならない。
・食堂の方は真剣にご飯を作ってくれています。だから自分は一生懸命ご飯を食べます。後輩でご飯を残している人がいたら注意します。
・食堂の皆さんが私たちのために5:00から仕込みをしてくれているなんて知らなかった。私たちはSDGsの「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」の改善について活動しているが、開志の寮生はもっともっと自分自身の行動について見直すべきだと気付いた。