国立高等専門学校機構が主催する持続可能な社会構築への貢献のための科学技術に関する日本セミナー(Japan Seminar on Technology for Sustainability:JSTS)は本学と豊橋技術科学大学共催の学生主体のセミナーで、今年度開催のJSTS2022は鹿児島高専が担当校として実施運営に携わっています。
JSTS2022は、9月12日(月曜)~16日(金曜)の5日間、鹿児島県霧島市の会場とオンラインのハイブリッド形式で行われ、「超スマート社会とクリーンエネルギー実現」をテーマとして実施され、全国の高専や両技科大、マレーシア、タイ、フィンランドの大学から62名が参加し、9グループに分かれて活動を行いました。
このセミナーにおいて本学の学生は、事前にSDGsの知識の習得やグループワークの実施、現地視察等を交えながらのテーマについてディスカッションを重ね、最終日のプレゼンテーションに向けて準備を進めてきました。また、当日は各グループでファシリテーター等を務め、グループ活動がスムーズに進むように支援しました。
本セミナーは英語で実施されたことから、セミナー開始前にはヌル アデリン助教及び勝身麻美UEAによる事前研修を実施しました。アデリン助教の英語によるファシリテーター研修では、オンラインと現地のハイブリット形式においてグループをどのようにまとめるか、課題解決を促進するために必要なスキルは何か等、ファシリテーターとしての役割について伝えました。勝身UEAの日英併記によるグループディスカッション研修では、ファシリテーター以外の役割について説明を行い、ブレインストーミングによるアイデア出しや、コミュニケーション英語の確認など、グループワークを円滑に進めるためのポイントを伝えました。
今後も、SDGsの視点から社会課題の解決に貢献できる人材育成を支援して参ります。
アデリン助教によるファシリテーター研修
勝身UEAによるグループディスカッション研修
グループ活動
現地参加者の集合写真