長岡技術科学大学は、10月30日(金)、31日(土)に国際会議「The 5th International Conference on “Science of Technology Innovation”」(5th STI-Gigaku 2020)を開催しました。
STI-Gigakuは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、本学や高専、企業、自治体等が連携して実施した教育研究成果を発信・共有し、グローバルな社会課題を解決する方法について議論するため、本学学生が中心となって企画・運営する国際会議です。
5回目の開催となる今年度は、新型コロナウィルス感染症対策のため、初めてオンライン参加と現地参加を組み合わせたハイブリッド形式による開催となりました。
オンラインでの参加を活かし、国連が2018年に任命した国連アカデミック・インパクトSDGs世界ハブ大学の中から5大学(本学=SDG9〔産業と技術革新の基盤をつくろう〕ハブ大学含む)が集結しSDGs達成に向けた基調講演を行いました。聴講者と講演者との間で活発な議論が行われ、優れた質問を行った1名には「Best Moderator Award」が贈られました。
リサーチプレゼンテーションでは、SDGsの解決につながる活動や高専-長岡技科大共同研究の成果を、ターゲットとするSDGsの番号を示して発表を行いました。発表者はオンライン発表・現地でのポスター口頭発表に分かれて発表し、その後参加者間で盛んな議論が交わされました。優秀発表に対しては9件の「Best Research Presentation Award by Sumitomo Riko Company Limited(住友理工賞)」と19件の「Best Research Presentation Award」が贈られました。
初の試みとなった開催形式でしたが、大盛況に終わることができました。本学は本国際会議を今後も継続して開催し、大学・高専・企業・自治体等が連携してSDGs達成に向けた取組を推進してまいります。ご協賛・ご協力いただいた企業の皆様をはじめ、本会議にご支援・ご参加いただいた皆様に深く御礼申し上げます。
※開催概要詳細、受賞者の所属・氏名、その他会場の写真はこちらをご覧ください。
5th STI-Gigaku 2020開催概要
- 後援:独立行政法人国立高等専門学校機構、長岡市、NaDeC BASE
- 特別協賛:住友理工株式会社
- 協賛:株式会社理建設計
- 運営協力:サントリービバレッジサービス株式会
- 参加企業: 住友理工株式会社、株式会社サカタ製作所、新潟ガービッヂ株式会社、株式会社佐藤渡辺、東京電力ホールディングス株式会社、医療法人崇徳会、ヤマトプロテック株式会社